当事業所は主な就労活動としてWebサイト構築、パソコンセットアップなどの活動を行っています。
こころの樹穂高
TEL:0263-88-8725

こんにちは、こころの樹の利用者です。

私がこの事業所に通い始めた時は、
人の目が怖くて外を歩けなかったり、仕事中に眠ってしまうことがよくありました。

ですが、この事業所に通った5年の間で、職員さんにサポートしていただきながら、
自分から人と関わったり、自発的に仕事をしたりすることができるようになりました。

今回は、私がこの事業所で学んだ、大事な3つのことについて話そうと思います。

まずは、自分の人生から逃げないことです。

私は、高校を中退してから、自分の人生に向き合わずに、ただ死にたいとだけ思っていた時期がありました。

楽しいことをしても、その後の喪失感が辛くて、なら楽しい事も苦しいこともない方が幸せなのかと思っていました。

そんな時、こころの樹の職員さんに
「自分自身を成長させて得られる幸せは、無くならずに残るよ」
と教えて貰えました。

それから、自分の苦手だった部分を少しずつ減らしていって
自分に自信が持てるようになりました。
実際、自分の出来ることが増えるのは、ずっと残る幸せでした。

2つ目は、目的から逆算して、今できる事を考えることです。

以前は、ただ言われたことだけをやるだけで、自発的に行動できませんでした。
何が良くて何をしてはいけないのか、その境目がわからなかったからです。
それで、怒られないために、言われたことだけを何も考えずにやっていました。

1つ目の出来事からしばらくして、自分に自信がついてきたときに
ある職員さんから
「目的を考えて、そこから行動するのが大事」
と何度も教えていただいていた意味が、少し分かってきました。

例えば、野菜の苗を植える時
ただ言われた場所に植えるだけではなく
距離を20cmごとにすることで、互いの成長を邪魔しなくなるから
ここは斜めに苗を置いてみよう、というようなことを、自分で考えられるようにサポートして貰えました。

初めは勝手が分からず、失敗も多かったですが
だんだんとそれを習慣化することができました。
すると、仕事の時に指示されなくても何かしら考えて行動できるようになりましたし、
日常生活でも、色々なことに使えて助かっています

最後に、コミュニケーションから逃げないことです。

私は、学生時代に人と関わる事が苦しくて、完全に話すのをやめた時期があり
それから今まで、自分がどうやって人と関われていたかを思い出せないでいます。

事業所に来たばかりの頃は、そんな状態だったので、職員さんにも心を開かないまま、ただ時間だけが過ぎていました。

ただ、何も交流がなかった訳ではなく、利用者さんが昼休みにボードゲームに誘ってくれたりして、少しずつ話すのが楽になってきました。

そのうち、職員さんに粘り強く話しかけていただいたおかげで、好きなゲームの話ができるようになり、そのうち、自分の考えていることも話せるようになったんです。

内面を理解して貰えてから、成長スピードが格段に上がったので、もっと早く心を開けていればな、と思っています。

今でもコミュニケーションには難しさを感じていますが、
この経験があったからこそ、人と関わることの大切さは忘れないようにしています。

私は、普通の人生の道から足を踏み外してから
大きな崖を、自分の力だけで登らないといけないと思っていました。
ただ、1人だと崖を登るには何もかも足りず、自分を責めるだけしかできませんでした。

でも、実際はその壁から手を伸ばしてくれる人が居て
その手を素直に取れれば
人は意外と簡単に、その崖を登れるのかもしれません。

職員の中嶋朝幸です。
成長が続いてくれたので、嬉しい限りです。このような発信が自分以外の人で自分にも”あるある”を越えられるようになるきっかけになるのでは?と思い、ホームページや朝会での発信を促しています。